科目紹介

医学教育学分野の教員は、下記の科目を担当しています。

医学科

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<第1学年>

症候・病態学入門
◆2症例について小グループに分かれ症例ベース(PBL)形式で学修する。グループによるディスカッション、発表に加え医療面接や臨床推論に関するシミュレーション実習や模擬患者さんとのOSCEなど医師として必要な実践的な様々な能力が要求される。グループで協力して問題解決に臨み最高のパフォーマンスを発揮してほしい。

早期臨床体験実習Ⅰ
◆入学直後から、医療面接、ファーストエイド、医師とのシャドーイング、患者とのディスカッション、外来体験、患者・家族のエスコートなど多彩な病院実習やシミュレーションを通じて学ぶ。1週間の看護実習では、一人の看護師と行動を共にする。東京薬科大学薬学部や本学看護科の学生と、シミュレーション、ディベート、症例検討を通じて、多職種連携の重要さを知る。

<第2学年>

早期臨床体験実習Ⅱ
◆現代の医療がチーム医療であることを、本院、茨城医療センター、八王子医療センターの、放射線部、看護部、薬剤部、中央検査部、医事課、栄養管理科、臨床工学科、リハビリテーション、総合相談支援センターなどでの2週間の体験を通じて学ぶ。平成28年度から、本実習期間の最初の2日間は基礎医学の知識を駆使した症例ベースのシミュレーション演習を行う。

医療プロフェッショナリズムⅠ
◆医師としてプロフェッショナルであることは、単に医療の技術が高いとか専門性が高いあるいは研究業績が多いというテクニカルなことだけではなく倫理観、振る舞い、コミュニケーション能力、チームワーク、リーダーシップ、ストレス管理、状況認識力、意思決定力、態度、教育能力、グローバル化への対応、情報処理、能動的学修、生涯教育などノンテクニカルスキルが重要であることを学ぶ。医療におけるプロフェッショナリズムとは何かについて医学生として一人一人の深い考察が望まれる。

3大学協働授業
◆本授業は、東京薬科大学、工学院大学との多職種協働PBLである。少人数に分かれ、高齢社会、生活習慣病、新興感染症の医療的・社会的な課題の解決のためにデジタル・セラピューテクスを作製する。医学関連知識や工学系知識・技術を融合して、「医療の解決策」を協働して考える機会を通して、①背景の異なる学生間で協働して、意見をまとめ成果物を作ることが出来る、②データから課題を見出し解決策を提案する経験し、その重要性を経験することを目標とする。

<第3学年>

医療プロフェッショナリズムⅡ
◆2年生で学んだプロフェッショナリズムの基本を踏まえ、医療の現場でどうあるべきかという視点でプロフェッショナリズムを捉えていく。医師になる段階が進むごとに,自分自身の医師としてのプロフェッショナリズムも徐々に変化していくことだろう。その時期、その時点で考え抜き自分なりに最善の答えを自分自身の行動に反映させることが目標といえる。

地域医療実習(3年)
◆地域の医療機関に出向き、地域医療の現場を実際に見学することで、現在修得している医学知識と関連を持たせ、今後のさらなる知識向上に努め、患者や社会と医師の関係について学ぶ。また、医学生としてプロフェッショナリズムに恥じないマナーとコミュニケーションの習得をする。

<第4学年>

医療プロフェッショナリズムⅢ
◆医療プロフェッショナリズムは、第2学年から3か年を通じて学ぶ横断的科目の一つである。第4学年ではより臨床的内容に基づいたプロフェッショナリズムとして、救急現場、医療保険制度、国籍・分化・言語・性別などにおけるダイバーシティーなどに関し、アクティブ・ラーニングを通じて学生同士で学び合う。

<第5学年>

地域医療実習(5年)
◆第5学年の1年間は、臓器別ローテーション実習として各診療科を2週間以上の単位でローテーションする。見学型から、徐々に臨床参加型臨床実習へとステップアップする。地域の医療・福祉機関の外来診療、訪問診療、関連職種の業務などの見学や補助を通して、医療・保健・福祉・介護を包括した地域医療の在り方と現状を理解し、地域医療に貢献するための知識、技術、態度を習得する。

<自由な学び系科目>

地域医療リーダーズ・コース
◆2022年度に開講した第1学年〜第5学年を通した自由選択科目である(地域枠選抜で入学した学生は必修)。本学卒業生のほとんどは臨床医として活躍しており、地域医療の中核を担う人材も多い。本コースは、自分の進路としての地域医療に興味を持つ学生に、必修科目の「地域医療実習」以上に地域の医療機関や診療所で実際の医療現場に参加し、より深く地域の健康課題や地域医療の現状について学ぶことを目的としている。現在、夏休みなど長期休暇期間を利用して、茨城県、新潟県、埼玉県で病院臨床実習を実視している。

看護学科

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<第1学年>

プレゼンテーションの技法
◆与えられた課題に対し、統計資料や各種図表などを調査し、まとめて、それに対する自分の考えを理論的に整理し、他者にその結果について説明する効果的方法を教授する。

キャリアデザインⅠ(基礎)
◆医学科との共通科目である「医療プロフェッショナリズムⅠ」について学び、プロフェッショナリズムについて深く考えることができる。

大学院医学研究科

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<修士課程>

医学教育学特論
◆医学教育における基本的な学習理論、学習方法やスキルの教育法、ベッドサイド教育における学習法および評価法などの医学教育に基本的な理論や技法などを習得する。

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